掲示板(会員より)

クラブ講演会「日本山岳会創立120周年記念事業」報告(2023.1.31)

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演題:「日本山岳会創立120周年記念事業:グレート・ヒマラヤ・トラバースについて」

講師:吉井 修 氏(クラブにて講演)

日時:1月31日(火)、18時

(ご略歴等)

1961年生まれ、奈良県出身。1983年神戸大学法学部卒業、住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)入社。2015年日本トラスティ・サービス信託銀行(現・日本カストディ銀行)に転籍、2019年退職。神戸大学山岳部に1年半在籍。(国内)49歳で日本百名山完登、現在270/日本三百名山、40/47都道府県最高峰、91/関東百名山、82/東北百名山 etc.(海外)モンブラン、キリマンジャロ、アコンカグア(6650mまで)、ウェルヘルム、キナバル、アバチャ、漢ラ山、ツークシュピッツェ、オーバーロートホルン、ブキティマヒル、コトパクシ(5897m)、チンボラソ(6310m))
 日本山岳会は2025年に創立120周年を迎えます。その記念事業の一つとして、2020年 春から2025年秋にかけて、東ネパールのカンチェンジュンガ(世界第3位 8586m)からパキスタンのK2(世界第2位 8611m)まで、約5000kmの踏査を目指す「グレート・ヒマラヤ・トラバース」の踏査を企画・実行中です。2020年のトラバースに続き2022年10月〜11月の登山隊メンバーとして参加されている吉井 修さんに大変貴重な体験や苦労話を講演いただきました。
 2020年のヒマラヤ・トラバースではチベット語で「5つの大きな雪の宝庫」と呼ばれるカンチェンジュンガの眺望が印象的でした。また、吉井さんが登山に対して大きな影響を受けられた西堀栄三郎氏(第1次南極越冬隊長)のいくつかの語録も心に残りました。今回2022年の遠征の4名の方々は、吉井さんが61歳で最も若く、ほかの3名の方は70歳以上で最高齢は75歳とのことです。また、お一人は義足でのヒマラヤ挑戦とのことに大変驚きました。
 2か月にわたるトラバースでは登山道具や食料など700sを超える荷物とのことでシェルパやポーターなどの多くのサポート体制や危機管理体制も興味を持って伺いましたまた、高地の最奥の小さな村での現地の子供たちへの医療手当などの交流など、心温まる活動にも感動しました。臨場感のある写真とともにエベレストなど間近に迫る動画を交えての講演は、参加者全員が身を乗り出して普段見聞きすることのない世界を体感しました。
 参加者は、クラブ参加12名、Zoom参加34名、事務局7名、合計53名でこれまでの講演会で最も多くご参加いただきました。クラブ会員の皆さんとともに、全国の登山仲間の方々をはじめ、吉井さんが勤めておられた銀行仲間の方々を含め多くのご参加をいただき、講演後の懇親も大変和やかな交流をさせていただきました。
 グレートヒマラヤトラバースは当初2020年から2025年までの予定がコロナの影響から少し延長されるようですが、次回はエベレスト街道からのヒマラヤ・トラバースに挑戦されるそうです。また貴重な体験談を伺えることを楽しみにしたいと思います。

(記:昭和50年卒工・中川順三)

 

 

 

以上

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ZOOM講演会報告(2023.1.19)

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演題:「学生フォーミュラ・チーム」活動報告 〜日本一のクルマを目指す〜

報告:FORTEK (Kobe University Formula Student Team)
   手塚 隆太郎 さん(2023年度リーダー、工学部機械工学科2回生)
   辻 佑介 さん (2023年度リーダー、工学部機械工学科3回生)

日時:2023年1月19日(木) 18:00〜20:00(報告+質疑・ディスカッション)

出席:手塚さん・辻さん ... 大学の部室からZOOMで報告・質疑応答。
   ZOOM参加18名、クラブ参加1名、事務局6名、

1. 「学生フォーミュラ」とは

@ 学生自らがチームを組み、約1年間でフォーミュラ・スタイルの小型レーシングカーを開発・設計・製作。これにより学生がものづくりの本質やそのプロセスを学び、ものづくりの厳しさ・面白さ・喜びを実体験。競技会では、走行性能だけでなく車両のマーケティングや企画・設計・製作、コスト等の、ものづくりにおける総合力を競う。
◆ 総合的なものづくり ... 車両の企画・設計・製作、コンセプト、デザイン、コスト
  責任のあるチーム運営 ... 広報、資金調達、スポンサー交渉
◆ 動的種目:スキッドパッド、アクセラレーション、オートクロス、エンデュランス
  静的種目:デザイン、コスト、プレゼンテーション

A 主催:公益社団法人 自動車技術会。詳細:https://www.jsae.or.jp/formula/jp/

B 第1回全日本学生フォーミュラ大会:2003年9月10日(水)〜12日(金)(17チーム)
神戸大学チーム...2004年の第2回大会(34チーム)から参加。

2. 神戸大学チームの成績

@ 第19回大会(2021年)73チーム(61+EV:12)
(コロナ禍下、動的審査現地開催中止)
総合優秀賞 1位:神戸大学 2位:大阪大学 3位:京都大学

A 第20回大会(2022年)69チーム(55+EV:14)
総合優秀賞 1位:京都工芸繊維大学 2位:京都大学 3位:日本自動車大学校
24位:神戸大学

3. 活動人数と予算状況

@ 人数:16名 =一回生7名+二回生6名+三回生2名+四回生1名。
      =工学部12名(機械10)+理学部+農学部+経済学部+海洋政策科学学部

A 予算:約 300〜350 万円。

4. チームの現状について(報告者)

@ 目下の方針 ... まずは手堅く得点を重ねて上位を目指す。

A 予算が厳しく資金集めに苦労しているが、それを使う部員の厚みも欲しい。
一・二回生が活動の中心で、大学院生はいない。

B 電気系の学生がおらず、EV には手が出ない。

C 部材調達や部品加工等で協力して戴ける企業の方々との対話が重要で、そこで得られる様々な知見が役に立っているし、学ぶものも多い。
現在、学部等大学側のサポートは得ておらず、自動車部との連携も取っていない。

D 実走行による検証の場を確保することがなかなか難しく、他チームと共同で借りるなど苦心している。2022年大会では、燃料系の問題から完走出来なかったが、これは実走行テストによる検証が不充分だったことが原因と考えている。

... その他、ZOOM を通して活発な質疑・デスカッションが行われた。
FORTEK のあくなき挑戦に、支援の輪の広がりも期待したい。

(記:昭和55年卒法、田中秀一)以上

 

 

以上

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