クラブ開催イベント

50周年記念行事 開催履歴

 神戸大学東京六甲クラブ50周年記念合同演奏会を指揮して
                  オーケストラ指揮者 中島良能(昭和38年経営卒)(2017.06.18)

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 当演奏会は平成29年6月に6団体の在京卒業生6団体、計160名による合同演奏で、ベルディーやワグナーのオペラ合唱曲など壮大なものでした。概要は前号のとおりですが、今号では指揮者の立場より音楽的な側面について触れさせて頂きます。


音楽が結ぶオール神大

 私は昭和36、7年、神戸大学交響楽団の指揮者を務めましたが、当時は三商大で毎年オケとグリーの合同演奏があり、又オケは教育学部の卒業演奏会での伴奏も担当しました。混声合唱団アポロンは誕生以前でしたが、今回共演の神戸女学院は同大音楽部のバイオリニストが神戸大学交響楽団に参加し、私個人も同大音楽部のオケにチェロ奏者でした。

 当時から神戸大学は音楽では学部をまたがり、更に一部近隣大学まで巻き込んだ相互共通の活動がありました。それが五十数年たった今日、東京で合同演奏という形で再現され、指揮の大役を任された事は大変嬉しく光栄な事でした。共演の皆様には心より感謝します。

指揮者は何をする者ぞ

 指揮者は自分では音を出さないのに、出た音の良し悪しで評価されるという奇妙な音楽家です。指揮者はまず出演者全員の音を一つに揃えねばなりません。音楽は人間の感性を扱うものなので論理はなく、人間の呼吸や脈拍という生理的な営みに連動するリズムを全員に共有させる事が必要となります。

 指揮棒でリズムを表現するためには、まず腕の力を抜いて、物を落とすときの地球の引力に従ってストンと加速させ(G=9.8)、止めて、上げる時には、加速と逆の比率で減速させます。この基本動作により曲のテンポや音量を示すほか「叩き」といわれる振り方ではリズミックな、又すくうような振り方では抑揚のある表現、逆に平らな振り方だと感情の起伏を抑えた平静な音楽が作れます。

強力な斉藤指揮法と問題点

 この様に指揮法は口で説明するよりはるかに意思を伝達できる万能の技術です。桐朋学園の斉藤秀雄教授による指揮法が特に有名で、多くの指揮者がこの指揮法を学んで世界のコンクールを制覇するなど強いリーダーシップが特徴です。

 私にも今回、年代や練習方法や習慣の全く違う合唱やオケを統一するに当って斎藤指揮法は強力な武器でした。音大での取得に7年かかるといわれるこの指揮法は、リズムが明確でグイグイと引っ張っていける技術ですが、必ずしもヨーロッパでは評価されていません。私はかってルーマニアのオケを振っていましたが、農耕民族の日本人と狩猟民族のヨーロッパ人では生まれつき身体に備わったリズムが異なるのを実感しました。又ルーマニアでもハンガリーに近い西部のオケとロシアに近い東部では、出てくる音は少し違います。それは生まれもった感性が異なるからです。

もともとリズムの強いヨーロッパ人を相手に強い指揮法で引っ張る事は時にマイナスになるし、又感性の異なるグループを指揮者だからといって自分の方に引っ張り込むことが良い演奏につながるとは思えません。

 

状況対応の指揮

 斉藤指揮法は基礎技術としては良いが、実際の演奏の現場、特にプロ相手では支配過剰にならないよう奏者がリラックスし、その感性が最大限引き出せるようにする事が重要で、この結果聴衆に満足してもらえる演奏になると考えます。

 但し日本とヨーロッパ、又プロとアマでは特性が違うので指揮は変えるべきで、相手の状況に対応したものでなければなりません。そんな中、どんな状況でも場合でも変えてはいけないのは、その曲を結局どう表現したいかのというの信念のようなもので、これがぐらぐらすると、最も大切な奏者との信頼関係が築けません。

 

経営管理と相通ずる指揮法

 私は卒業後日本IBM社に勤め、53才時に早期退職し、桐朋学園大で指揮法を学びました。その後ルーマニアに渡り同国立オーケストラの客演指揮者の仕事を得、帰国後も百回にのぼるプロオケやオペラの指揮をしました。渡欧したのは桐朋学園大に入ってみたら若い天才、秀才ばかりでこれではとても勝ち目がないし、仕事も来ないと考えたからです。

 

 

 

 同窓諸兄は実業界で活躍された多く思いますが、指揮者に関する小文を読まれ、会社の経営と似ていると思われませんか。私もこれまで経営者の勉強会などで度々指揮者のリーダーシップについて話をしましたが、自分が直接かかわっていない所での結果責任、状況に対応した柔軟なリーダーシップ人間として信頼されるための揺るがない信念、更にCSとESなどに通じるところが多々あります。 桐朋学園の秀才たちにまして多くの演奏機会が得られたのは、経営学部と外資系で得た経営管理能力、欧米人とのコミュニケーション能力のおかげだと思っています。 話がそれましたが、50周年記念合同演奏のDVDは東京六甲クラブで販売されています。 聞いて頂ける方はお求めくだされば幸甚です。

(東京六甲クラブ 連絡先03−3211−2916)

 

 

以上

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 東京六甲クラブ50周年記念演奏会報告書(2017.6.18)

詳細

  東京六甲クラブ50周年記念行事の掉尾を飾り主題のコンサートが2017年6月18日(日)14:00、かつしかシンフォニーヒルズ・モーツアルトホールで開催されました。当日は小雨まじりの生憎の天候にも関わらず、ホールはほぼ満員の聴衆で埋め尽くされました。
   今回は東京六甲クラブにゆかりのある合唱5団体と東京六甲フィルとが一堂に会してクォリティーの高い演奏を展開し、聴衆を魅了しました。
   まず、オープニングでは、森口東京六甲クラブ理事長のご挨拶に引き続き、「神戸大学学歌」が演奏されました。合唱団の面々が心を一つにして学歌を愛唱し、コンサートの雰囲気を盛り上げました。続く第一部では、各合唱団(アポロン関東OB有志(混声)、KCめぐみ(女声、神戸女学院OG)、東京東京六甲男声合唱団(男声)、Bel monte六甲(女声))、がそれぞれの持ち味を生かした素晴らしい演奏を繰り広げました。演奏された曲も、日本の歌曲あり、ブロードウェイ・ミュージカルの名曲ありとバラエティに富んでおり、また、中村茂隆氏・谷岡久美氏など神戸大学ゆかりの作曲家の作品も取り上げられ好評を博しました。
   第二部では、合唱団「Musicの友」も加わりオーケストラとの合同演奏が中島良能氏のタクトのもと展開されました。演奏されたのは、オペラの合唱名曲の数々で、総勢160名を超える大編成の合唱とオーケストラの迫力のある演奏が観客を圧倒しました。まずはイタリアオペラの魅力ある響きが披露され、これに続くレハールのメリーウィドウでは、鈴木香代子氏・竹本鉄三氏の歌声がホールに響き渡り、観客のアプローズが続きました。オーケストラによるタンホイザー序曲の単独演奏の熱演の後、フィナーレの大行進曲「歌の殿堂を讃えよう」は祝典の最後を飾るに相応しい演奏となりました。鳴りやまない拍手に応えて「ウィーン〜神戸〜わが夢のまち」が演奏され、「神戸、神戸」の歌声に観客と演奏者がひとつになる瞬間を楽しみながらコンサートは大成功に終わりました。
   この演奏には、多くの方々からお褒めのコメントをいただきました。日本の音楽界の重鎮の一人であり、元二期会の理事長、高丈二氏から「お世辞ぬきに感動した」とのコメントをいただきました。また、一橋大OBでマーキュリーグリークラブの武田三千男氏から「50周年を記念してその全体の精力を集結された今回の行事、演目の豪華さにも感心した。神戸大学が東京地区でも盛大に、また多岐にわたる活躍をされているのに驚きの気持ちをもって再認識しました。」とのコメントをいただきました。
   出演者からは、演奏での感動はもとより、「今回の演奏会が契機となって色んな方々と知り合えたことが予期せぬ成果物となった」とか、またビジネスの現役世代からは、「仕事で忙殺されている毎日だが、今回の演奏会で、神戸大学への思いや神戸の街への郷愁がこみ上げてきて、新鮮な思いでこのイベントを楽しむことができた」との感想をいただきました。 最後に、このような素晴らしいイベントを実現できたのも、「東京六甲クラブ」という場所と空間があったためで、クラブの関係各位へ心から感謝申し上げるとともに、クラブの活性化のためにもまだ入会されていない皆様にも会員として入会していただくことを私からもお願いいたします。

東京六甲クラブ50周年記念演奏会事務局 
東京六甲フィルハーモニーオーケストラ団長
S49年卒工 村上憲司

 

*写真は、クリックして拡大表示できます。パンフレットもクリックで内容をご覧いただけます↓


(東京六甲フィル:58名)卒年、学部、名前
1962 教育 今西 浩子、 1963 経営 中島 良能、1964 教育 中津川友子、 1969 経済 阪上 耕三、
1973 経済 浅野 進、1974 工学 苅田 祥史、 1974 工学 村上 憲司、 1975 文学 矢野 芳子
1978 農学 野口 幸二、1980 経済 萩野 裕久、 1982 経営 中山 誠司、 1983 教育 藁科 郁子
1984 法学 中澤 達雄 、1985 法学 宮尾 義継、 1985 農学 前田 知加子、 1986 経済 三田村 忠芳
1986 農学 脇本 源一、1986 経済 井原 宏明、 1989 経営 窪川 敬二、 1991 経営 井岡 健一
1992 理学 木下 泰斗、1994 法学 山地 順子、 1995 教育 竹内 純子、 1998 工学 大西 剛史
1998 経済 椎木 竜、2000 文学 谷 和樹、 2001 経営 澤田 律子、 2005 工学 三浦 会里子
2010 理学 田山 京子、 2013 農学 上田 順也

その他団員 20名

 

(東京東京六甲男声合唱団:34名)卒年、学部、名前

1956 経営 團野 廣一、 1960 法学 橋田 晋治、 1960 法学 大隅 孝二、 1961 経済 三好 和通

1961 工学 亀田 卓一、 1961 工学 岸本 正義、 1961 経営 村瀬 宏、 1961 法学 矢内 忠雄

1963 経営 静川 靖敏、 1964 工学 滝沢 章三、 1965 経営 藤田 善弘、 1968 経営 田邉 弘幸

1968 法学 竹内 克広、 1969 経営 溝口 正平、 1970 経済 竹本 鉄三、 1970 経営 宮元 芳樹

1971 経営 進藤  宏、 1971 農学 上山 雄介、 1971 経済 兵藤 力一、 1973 経済 伊藤 正昭

その他団員 14名

 

(アポロン:30名) 卒年、学部、名前

1969 経済 魁生 勝祐、 1969 経営 番 尚志、 1970 経営 押上 重郎、 1970 教育 安井 信雄

1978 教育 安井 昌子、 1980 教育 野田 広美、 1986 文学 大樋 彩子、 1988修 教育 草場 澄江

1986 工学 草場 康裕、 1992修 医学 坂本 攝、 1986 工学 大樋 亨、 1987 教育 水谷 千恵美

1987 農学 藤本 美由紀 、1988 教育 佐々木 睦、 1990修 工学 壷内 清彦、 1989 教育 富井 和穂

1989 文学 松本 友子、 1989 文学 富井 晃、 1994 経済 三橋 宗弘、 1996 工学 前田 豊文

1996 経営 森田 政雄、 1997 発達 谷岡 久美、 2004 農学 栄森 仁美、 2005 発達 苗加 真歩子

2005 農学 苗加 晃平、 2006 国際 飯間 葉子、 2010 経済 藤田 真美、 2011 経済 平井 頌子

2011 経営 上野 剛志、 2017 経営 阪口 加奈恵

 

(ベルモンテ六甲:15名)卒年、学部、名前

1966 教育 高柴 正恵、 1970 教育 堀千 佳子、 1972 教育 加門 千明、 1973 教育 森口 菊枝

1976 教育 鈴木香代子、 鈴木 香代子 、1981 教育 高畑 玲子、 1984 教育 村上 江里佳

1986 教育 岡部 芳広、 1988 教育 谷野 久美子、 1988 教育 平石 文子、 1988 教育 村田 範子

1989 教育 高倉 敦子、 1989 教育 明山 悦子、 1989 教育 片岡 美香、 2002 医学 小寺 美穂

 

(Musicの友:5名)卒年、学部、名前

1962 教育 五味 尚子

その他団員 4名

 

(KCめぐみ:団員23名)  

                          

総合計:165名

 

以上

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 50周年記念「軽音楽ライブ」

日時

2017年(平成29年) 4月22日(土)14:00 〜(13:30開場)

場所

中目黒「トライ」
東急東横線「中目黒」駅 南口下車 徒歩2分

詳細


東京六甲クラブ50周年記念行事の一環として、神戸大学軽音楽部(Kobelm)のOB/OGによる「軽音楽ライブ」をお届けします。
軽音楽部は2015年に創部50周年を迎えました。音楽のジャンルはカントリー、ブルーグラス、フォーク、ロック、ハワイアン、ジャズ、ボサノバ等多岐にわたり多くのOB・OGを輩出してきました。
当日はKobelm Eastの活動として第9回目のOB/OG会を兼ねて演奏会を行います。JAZZ、フォーク、ロック、ゴスペルのジャンルから懐かしのナンバーや日本の歌まで幅広くお届けします。土曜日の午後を軽快なリズムでお楽しみ下さい。

(出演バンドと主要演奏曲目)

 14:15頃「シーバーズ(JAZZ)・・・"いつか王子様が" "朝日のようにさわやかに"
14:55頃「かきくブラザーズ(FOLK)・・・"Teach Your Children" "学生街の喫茶店"
15:35頃「Modern Jazz Generations(JAZZ)・・・"Stolen Moments" "Moanin"
(16:15頃・・・休息&生オケコーナー)
16:45頃「VOON Gospel Chior(Gospel)・・・"Amazing Grace" "花は咲く"
17:25頃「でぐいかまんたすWEST(ROCK)・・・"Desperado" "It's Too Late"
18:05頃「エクスキャリバーズ(FOLK)・・・"500 Miles" "涙そうそう"
18:46頃・・・合同演奏&フィナーレ

≪プログラム(クリック)≫

◎ご参加の方は4月7日(金)までに下記にご連絡下さい。
なお、当日は生オケコーナ(16:00過ぎから30分程度)も用意 しております。是非、生バンドをバックに歌いたい方がいらっしゃれば併せてお申込みください。

  1. 日 時:2017年 4月22日(土)14:00開演(13:30開場) (19:00頃終了予定)
    *ライブ鑑賞しながら軽食をお楽しみ下さい。終了後の懇親会は有りません。
    *途中からの入場、退場、再入場はご自由です ので、気楽にご参加ください。
  2. 場 所:中目黒「トライ」 ≪アクセス等(クリック)≫
    中目黒区目黒3-6-5 中目ビル5階(東急東横線 中目黒駅南口下車 徒歩2分
    (中目黒駅南口を出て右、線路沿い左に歩いて、居酒屋一平を過ぎた路地を入ってエレベータで5階までお越しください。Tel 03-3710-7666)
  3. 会 費:3,000円

以 上

(神戸大学東京六甲クラブ 理事長 森口 隆宏)

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 50周年記念「神戸大学OB/OG作品展」開催報告(2017.2.14〜2.27)

詳細


 クラブ50周年記念行事として、「神戸大学OB/OG作品展」を東京駅前さくら通りの「田中八重洲画廊」にて開催しました。
当画廊は、10年前の40周年記念時と同様に今回も田中正己(S34経営)先輩のご支援をいただき、クラブに縁のある絵画(KUCアートサロン、など)や書(六甲書道会、など)・写真・工芸を楽しまれる同窓の方々の参加を得て、開催の運びとなりました。
2週間に及ぶ展示は、2月14日(火)〜20日(月)までの前半【絵画/工芸T】と21日(火)〜27日(月)までの後半【書/写真/工芸U】に分けて展示され、多才な同窓生並びにご家族の作品(前半56作品、後半60数作品)を大勢の方々にご鑑賞いただきました。
連日、出展者が当番で受付を担当され、来場者との作品談議や旧知の方々との交流などを、素晴らしい展示環境の下、展示作品に囲まれた至福の時空で楽しんでおられました。
前半後半それぞれを鑑賞した際も、各作品から発せられる作者の思いを感じ、また諸先輩方の説明を得て、皆さんそれぞれの作品造りを趣味の域を卓越して楽しんでおられることに感激しました。
最後に、今後とも皆様が元気に作品造りを楽しまれることを祈念し、報告とさせていただきます。

(記:クラブ事務局 S51卒工 谷口人士)

 (出品者 延べ53名/卒年)
《絵画/工芸T》
佐藤道生、能勢方子(美昭氏夫人)(S29)、小出晋一郎、馬淵勇、安部満紀子(薫氏夫人)、前田蓉子(S32)、出口哲也(S33)、堀正幸、本間健一、青木正博、佐藤朋彦(S34)、森本知預子(恭平氏夫人)、高井浩一(S35)、藤本克彦(S36)、川島好子、有田幸一郎、木谷晃夫、岡けんぞう(S37)、大島一晃、滝沢章三(S39)、木脇洋、山田保(S40)、高柴正恵(S41)、押上重郎(S45)、百瀬信二、森本高行(S46)、田村節子(S48)、賛助出品3名

《書/写真/工芸U》
〈書〉
高端正直(S35)、溝口文雄(S36)、田中一成(S37)、野田弘三(S39)、青木博子(S40)、三和正明、田辺久美子(S42)、奥田陽一、竹本鉄三(S45)、田中勉(S47)、賛助出品1名、
〈写真〉
藻川恒夫、青木正博(S34)、上村久治、高井浩一(S35)、鹿谷元良(S3 7)、浜野昌弘(S40)、中村成(S43)、森泰造(S44)、森口菊枝(S48)、
〈工芸〉
松岡三朗(S35)、宗村明子(俊明氏夫人)(S41)、星川博行(S46)

 案内ハガキ裏面内容(クリック!)(左:絵画/工芸T、右:書/写真/工芸U)

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 50周年記念・第127回木曜会(講師:野上 智行氏)

日時

2016年(平成28年)11月24日(木)18:00 〜20:30

場所 神戸大学東京六甲クラブ 帝劇ビル地下2階
詳細

第127回木曜会は教育学部・発達科学部のご担当ですが、東京六甲クラブ50周年記念行事の一環として、野上名誉教授・元学長「国立大学、応答せよ!」と題し、
@国立大学に対する各界の期待と大学の現実、
A国立大学はなぜ世界大学ランキングから凋落し続けるのか、
Bヘルシンキ大学ショック、
C「指定国立大学法人法」は国立大学の仕分けとなるのか、
D国立大学の「自立」と「イノベーション」への険しい道のり、
の課題についてご講演いただきます。
  野上名誉教授は、昭和63年秋に神戸大学に着任され、平成13年2月の学長就任後には、神戸商船大学と神戸大学の統合、すべての学部に大学院博士課程を設置、など、神戸大学の永年の課題であったA級国立大学となるための大学院改革を推進するとともに、附属学校再編による附属中等教育学校の新設、附属病院の経営環境の整備など、神戸大学の組織改革に注力されました。
  神戸大学長退任後は、ロンドン大学客員教授、一般社団法人国立大学協会専務理事を経て、平成24年4月から4年間は、独立行政法人大学評価・学位授与機構長として我が国の高等教育の質保証に貢献され、平成28年4月に国立大学法人広島大学監事に着任されています。
  講演会終了後の懇親会では、野上元学長を囲んで久しぶりの懇親を深めて頂きたく思います。
◎ご参加の方は、11月21日(月)までにお名前に卒年・学部を添えてメール返信?にてお願いします。

  1. 日 時:2016年11月24日(木)18:00 〜 20:30
         (講演会終了後の懇親会を含む)
  2. 場 所:神戸大学東京六甲クラブ(帝劇ビルB2)
       TEL:03-3211-2916,FAX:03-3211-3147
       Eメール:tokyo@rokko-club.jp? 
  3. 演 題:「国立大学、応答せよ!
  4. 講 師:野上 智行(のがみ ともゆき)神戸大学名誉教授
    1946年生まれ。
    1968年3月 広島大学教育学部卒業。
      広島市の公立小学校教員を経て、教育研究を志し、広島大学大学院に進学。
      大学院博士課程修了後、広島女子大学(現在、県立広島大学)に奉職。
      米国コロンビア大学での研鑽機会を経て、
    1988年秋 神戸大学に着任、2001年2月 神戸大学長就任、
    2009年3月 神戸大学長退任。ロンドン大学客員教授、一般社団法人国立大学協会専務理事、独立行政法人大学評価・学位授与機構長を経て、
    2016年4月に国立大学法人広島大学監事に着任し、現在に至る。
    専門は科学教育論。
  5. 会 費:4,000円(ビジターは5,000円
         平成14年以降の卒業生及び女性は3,000円

以 上

(神戸大学東京六甲クラブ 理事長 森口 隆宏)

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50周年記念「日野原重明祝祭管弦楽団コンサート」

日時

2016年(平成28年)10月29日(土)14:00 〜

場所 神戸大学東京六甲クラブ 帝劇ビル地下2階
詳細

 〜秋の一日 クラシックの名曲をプロの卓越した演奏でお楽しみ下さい。〜

 
日野原重明祝祭管弦楽団は平成19年に、文化勲章受章者・日野原重明氏の意を得て中島良能氏(S38年卒経営)が設立したプロの演奏団体で、氏の講演活動に伴い国内主要ホールで三十数回の他、ニューヨーク、ボストンでも公演を行い、団員は国内外のコンクール入賞者、音大講師などで、高い演奏レベルを保持しています。日野原重明氏は神戸の出身で、104才の現在も聖路加国際病院理事長として多彩な活動を行っています。当日は14名編成で、東京六甲フィルよりプロ奏者として活躍している前田知加子、古森奈緒美が加入して演奏します。午後のひととき、心に響く名曲の演奏をゆっくりとお楽しみ下さい。ご家族、ご友人お誘いあわせの上、多数のご参加をお待ちしています。
  ご参加の方は10月14日(金)までにお名前に卒年・学部を添えてメール返信?にてお願いします。なお、会場の収容を超えるときは、会員の方優先、先着順とさせて頂きますので、ご了解ください。

  1. 日 時:2016年10月29日(土)14:00開演 13:30開場
  2. 場 所:神戸大学東京六甲クラブ(帝劇地下2階 地下鉄「有楽町」駅B3出口すぐ)
  3. 会 費:2,000円
  4. プログラム:
      モーツアルト   デイベルテイメント17番より アレグロ
                フルート協奏曲1番 ト長調
      チャイコフスキー 弦楽セレナーデ

      指揮 中島良能  フルート 平山恵

    指揮 中島良能? 日野原重明祝祭管弦楽団常任指揮者
      湘南エールアンサンブル、大和シティーオペラ白鳥会常任指揮者。元ルーマニア国立ボトシャニフィル首席客演指揮者。国際交流基金他の派遣芸術家として欧米各地で多数公演。前橋汀子、木野雅之、磯部周平各氏等の著名ソリストとも共演。昭38年神戸大学経営学部を卒業、日本IBMに勤務の後、桐朋学園大で指揮法を学ぶ。
    フルート 平山恵? 日野原重明祝祭管弦楽団団員
      桐朋学園大を経て、イエール大学卒。日本フルートコンベンションコンクール優勝の他、多数のコンクールに上位入賞。ソリストとして国内外で多くの公演に出演。CDには日野原氏よりの推薦帯文を戴く。
    コンサートミストレス? 加藤えりな
      東京芸大付属高をへて東京芸大に入学、パリ音楽院に留学し首席卒業。ウイニアウスキー(ジュニア)、シュポア等多数の国際コンクールに上位入賞。現在東京芸大非常勤講師。

以 上

(神戸大学東京六甲クラブ 理事長 森口 隆宏)

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クラブ50周年記念祝賀会開催報告(2016.10.4)

詳細

 東京六甲クラブは今年50周年を迎えました。1966年10月に帝劇ビル・出光興産社内で「東京凌霜クラブ」として発足し、初代会長には佐渡卓氏(大正8年卒・日本国土開発社長)が就任しました。1970年12月には、仝ビル地下2階に移転し、現在まで続いています。2011年4月には「神戸大学東京六甲クラブ」として新たなスタートを切りました。
 今年は50周年記念祝賀会など色々な行事を行い、多くの会員の方に参加して頂き、この素晴らしい歴史と伝統を共に喜び、今後の発展につなげていきたいと思っています。
 10月4日(火)に「50周年記念祝賀会」を海運クラブで開催し、武田学長ほかのご来賓を迎え、クラブ始まって以来の最多となる250名を超える会員が集まり、賑やかに50周年を祝いました。前半は、寺島実郎日本総合研究所会長による「世界の構造変化〜日本の課題と展望〜」とする講演を行い、後半の祝賀パーティでは東京東京六甲男声合唱団の学歌斉唱を皮切りに、懇親の和が広がりました。
 前々日の10月2日には「桂吉弥落語会」を開催し、120名を超える参加者でした。50周年を機会に、さらに多くの神戸大学卒業生に集まって貰えるクラブ作りを目指しています。


(記:昭和46年卒経済・野崎)


(50周年行事の概要)
平成28年5月21日(土)    第6回東京東京六甲男声合唱団コンサート共催
10月 2日(日)    桂吉弥落語会
10月29日(土)   日野原重明祝祭管弦楽団コンサート、
11月24日(木)   野上元学長・講演会、「国立大学、応答せよ!」
平成29年2月14日(火)    神戸大学OB/OG作品展覧会
〜27日(月)
6月18日(日)   東京六甲フィル、東京東京六甲男声合唱団ほか合同演奏会、

 

祝賀会参加者:258名
(来賓 11名)

神戸大学学長   武田 廣
神戸大学副学長    内田 一徳
神戸大学学長補佐  佐伯 壽一
神戸大学企画部長  松原 誠之
東京オフィス所長   澤普@亮治
学友会会長       田中 初一
凌霜会理事長     大坪 清
六甲台後援会理事長  高普@正弘
紫陽会会長       宮嶋 昭周
六篠会前会長     王子 善清
海神会会長       久保 雅義

 

その他参加者247名詳細 → こちら

 

以 上

 

   

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50周年記念「桂吉弥落語会」

日時

2016年(平成28年)10月 2日(日)14:00 〜

場所 神戸大学東京六甲クラブ 帝劇ビル地下2階
詳細

50周年記念行事として「桂吉弥落語会」を開催します。
  教員を目指して入学した神戸大学教育学部、でも在学中の「落研」活動が高じて、落語家への道に、NHKの朝の連ドラ「ちりとてちん」で一躍売れっ子になった桂吉弥さん(1995年卒)。皆さん待望の落語会を50周年記念行事として行います。
  午後のひととき、思いっきり笑いの時間をお楽しみ下さい。ご家族、ご友人お誘いあわせの上、多数のご参加をお待ちしています。
◎ご参加の方は9月16日(金)までにお名前に卒年・学部を添えてメール返信にてお願いします。
  なお、会場の収容を超えるときは、会員の方優先、先着順とさせて頂きますので、ご了解ください。

★お許し★
  大変多くの方から参加申し込みを頂き、有難うございます。
  現在130名の申し込みを頂いており、クラブ収容人数の限界となっています。
  申し訳ありませんが、ここで参加受付を終了?とさせて頂きます。
  当日は、椅子席も窮屈な状況となることをお許し下さい。
  それでは、当日お待ちしています、お楽しみ下さい。(9月12日事務局より?)

  1. 日 時:2016年10月 2日(日)13:30開場 14:00開演 終了予定15:30頃
  2. 場 所:神戸大学東京六甲クラブ(帝劇ビルB2)
       TEL:03-3211-2916,FAX:03-3211-3147
       Eメール:tokyo@rokko-club.jp? 
  3. 演 目:「ちりとてちん」「天狗裁き」(途中休憩有り)
  4. 会 費:2,000円
    桂 吉弥
      1971年生まれ、大阪府茨木市出身。
      1995年、神戸大学教育学部卒。在学中に落語研究会の活動を通じて桂吉朝(桂米朝の弟子)の落語に心酔したことが高じて、大学在学中の1994年11月に吉朝へ入門。
      上方落語協会会員で、所属事務所は米朝事務所。『真室川音頭』を高座の出囃子に用いる縁で、山形県真室川町の観光親善大使「まむろがわ大使」を務めている。
      また、妻の出身地に当たる島根県安来市から、「安来市ふるさと大使」を委嘱されている。
      上方の落語界を舞台にしたNHK大阪放送局制作の連続テレビ小説『ちりとてちん』に、「徒然亭草原(つれづれていそうげん)」という架空の落語家役で出演。これを機に、関西地方で放送される複数のテレビ・ラジオ番組でレギュラーを務めるなど、活動の幅を大きく広げている。
      2人の子どもを持つ既婚者で、現在の本名は富谷 竜作(とみや りゅうさく)。旧姓は新保(しんぼ)だったが、結婚を機に富谷姓を名乗っている。現在は、兵庫県尼崎市に在住。

以 上

(神戸大学東京六甲クラブ 理事長 森口 隆宏)

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東京東京六甲男声合唱団「第6回定期演奏会」

日時

2016年(平成28年)5月21日(土)14:00〜

場所 杉並公会堂 大ホール
詳細

2002年東京在住の神戸大学グリークラブOBを中心に発足した?東京東京六甲男声合唱団(略称:TRMC)の「第6回定期演奏会」を ご案内させていただきます。
  《案内チラシはこちら》
  お友達、ご夫妻などお気軽に誘い合わせてのご参加をお待ちしています。

  1. 日 時:2016年5月21日(土)13時半 開場、14時 開演
  2. 場 所:杉並公会堂 大ホール
       《アクセスはこちら》
  3. 入場料:1,500円(学生:500円)
  4. プログラム:
    T<日本の歌>
      (指揮:仲子誠一)
      ・「からたちの花」
      ・「さくら」
      ・「ふるさと」 ほか

    U<スピリチュアルズ>
      (指揮:竹本鉄三)
      ・Nobody knows de trouble I've seen
      ・Ride the chariot
      ・Deep river ほか

    V<グノー「第2ミサ曲ト長調」>
     (指揮:仲子誠一  ピアノ:佐藤良子)

    W<福永陽一郎編曲「古典イタリア歌曲集」より>
      (指揮:仲子誠一  ピアノ:佐藤良子)
      ・Amarilli, mia bella
      ・Gi`a il sole dal Gange
      ・Piacer d'amor ほか

以 上

(東京東京六甲男声合唱団 事務局)

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